私は稼いだ外貨(米ドル)の一部で、毎月純金積立をしています。
私が始める際に調べた純金積み立て購入について、ここにまとめました。
読んでもらうと、なぜ現物購入ではなくネット購入なのか、なぜ一括購入ではなく積み立て式が良いのか、これらの理由が分かります。
米ドルを純金積立に変える方法
なぜわざわざ米ドルをゴールド(シルバー)に変えるのかですが、米ドルという通貨もいつどうなるか誰にも分からないので一番の安定資産であるゴールドに変えておこうという発想です。
具体的には、田中貴金属にアカウントを作り、安定的に毎日(自動で)少しづつ購入して積み立てています。
いわゆる、「純金積立」ですね。
Upworkで稼ぐ→Payoneerへドルのまま出金→日本の銀行へ円で出金→田中貴金属へ自動引き落とし(毎月)
この流れです。
では、詳しく説明します。
現物ではなく、積み立ての形で預けておいた方が良い理由
金と銀は、現物で持つのではなく、基本的に専預ておいた方が良いです。
理由を説明していきます。
理由1.持って逃げられないかも
まず現物だと、何かあっときに持って逃げられない可能性がわりと高いのがネックです。
コイン型の金をお財布などに入れておくことも出来るでしょうが、それを持って逃げられなかったら何も残りません。
銀はもっと難しく、金よりも安いのでまとまった額だとコインやではなく「銀の延べ棒(インゴット)」になってしまいます。そんな重たくて大きなものを持って逃げたり避難するわけにいきませんよね。それに、インゴットは販売価格に形成費用が上乗せされているので割高です。
理由2.現物は一部だけ売ることが難しい
現物を持つとして、小さなコインを沢山持っていれば数万円単位で換金もしやすいですが、ある程度重みのあるコインにしてしまうと、分割することができません。
銀のインゴットの場合はもっと非現実的で、インゴットを割ったり形成する技術をもったお店へ費用を払って特別に依頼する必要があります。
理由3.会社が倒産しても補償がある
金銀を預けておくとなったら気になるのが、その会社が倒産したり、何かあった時。
その時、預けている自分の金銀は補償されるのかどうか。
結論から言うと、どの会社も補償されます。
中でも安心感があるのが、田中貴金属や徳力本店などです。
理由は、お客さんが預けている金を現物で持っているから。さらにそれを自社分とは別途で保管しています。
ちなみに楽天証券は現物は保有しておらず、同等額を通貨で持っています。
理由5.ギャンブル性が低く、比較的安全
毎月金を一定額積み立てるというのは、つまりドルコスト平均法で買えるという意味になります。
これは、金が安い日にはより沢山買って、高い時にはより少なく買うという方法です。
積立期間が長くなるほど購入価格が平均化されて、相場の上がり下がりの変動の影響を受けにくくなるという大きな利点があります。
ギャンブル性が低く堅実な投資方法なので、資産として中長期的に持ってきたい場合に最適な方法です。
通常のゴールド積立は、毎月一度資金がまとめて積立口座へ引き落とされ、それを分割して平日は毎日自動で少しづつ金を購入される仕組みです。
どの会社が良いか?
現物を好きなときに購入するのではなく、毎月積み立てで、しかも預けておいた方が良い理由をここまで書きました。
では、どの会社に預けら良いのかですが、私は田中貴金属を選びました。
2022年に純金積立てサービスをしている大手4社を比較したところ、手数料がトータルで一番安く、かつ信頼性があり、引き出し方法や手数料も現実的だったのが理由です。
ただ、2024年現在は細かな条件が変わっているかもしれないので、そこは調べてみてください。
比較したのは、日本マテリアル、徳力、石福、田中貴金属の、大手4社です。
楽天証券もありますが、毎月の積み立て手数料は他の大手と比べて1%程度安いものの、現物を保有していない点、システム障害を時々起こす点、純金積み立て事業の歴史の浅さや信頼性から除外しました。
金価格、銀価格についてですが、これは日本のどの会社も同一価格です。
ちなみに、その日の価格は平日の午前9:30に田中貴金属が自社のHPで発表し、10:00頃になると他社が発表する流れになっています。
なんとなく、田中貴金属の力の大きさを感じます(笑)。
さて、4社の比較ポイントは次の通り。
- 毎月の購入手数料
- 口座維持費用
- ネットで変更管理ができるか
- 引き出す時の手数料
- 引き出す際に現物でも出せるか(現物で自分の手元に保持できるか)
このなかで一番手数料がかさむのは毎月の購入手数料ですが、それを加味しても一番条件が良いのがその時点で田中貴金属でした。
田中貴金属で純金積立してみた感想
保管料や口座維持料は無料で、必要なのは毎月の購入手数料だけです。
ネットアカウントについては、ログインして各種変更や確認などに不便なく使えています。
▼こんな感じで、金銀それぞれ円換算で今いくら分になっているのか、何g持っているのかが表示されます。
毎月の積立金の変更や、スポット的にレートが良い日に多く購入することも随時可能なので、円高ドル安になってきたらドルで保持する量を減らして多めに金にする等の調整もできます。
ちなみに私は、2022年から2023年にかけて、積立開始から12ヶ月の時点で1ヶ月分くらいが増えました。年利8%くらいの計算になりますね。
アカウントを作る際には、下のリンクから作ると1,000円分のQuoカードが後日自宅に郵送されて来ますので、よければこちらをご利用ください。「田中貴金属 総合口座
金を現物または現金化する際の手数料
ご興味がある方へ、さらに細かな情報を伝えします。
金銀を現物で引き出す、または円へ現金化する際のルールと手数料です。
[現物引き出しについては次の通り]
【金】
- 5gから現物での引き出しOK
- 一回につき手数料2千円
- 近所の提携店での受け取りOK
【銀】
- 現物引き出しが300キロ以上(現実的に利用不可)
実はここがかなりポイントで、これはお店で現物を換金するよりも安い費用になります。
[現金化については次の通り]
【金・銀】
- 現金化手数料は無料、振込料金160円のみ
- 金の最低換金額:1g以上
- 銀の最低換金額:100g以上
こちらからお申し込み可能です。「田中貴金属 総合口座
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